岩城医師の論文「Emerging drugs for the treatment of hepatic fibrosis on non-alcoholic steatohepatitis」が『Expert Opinion On Emerging Drugs』誌にアクセプトされました。
Michihiro Iwaki, Masato Yoneda, Naohiro Wada, Otani Tomohiro, Takashi Kobayashi, Asako Nogami, Satoru Saito, Nakajima Atsushi:
Emerging drugs for the treatment of hepatic fibrosis on non-alcoholic steatohepatitis.
Expert Opinion On Emerging Drug PMID: 38469871 doi: 10.1080/14728214.2024.2328036, 2024 Mar 12 Online ahead of print.
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[岩城医師のコメント]
2023年にNAFLDからMASLD:metabolic dysfunction-associated steatotic liver diseaseに命名変更されましたが、脂肪肝は世界的にも有病率が増加している疾患です。
脂肪肝の改善のために認可された薬剤は世界的にも未だ存在せず、この問題を解決するために様々な薬剤が臨床試験中であります。
MASLDにおける線維化の病態生理は複雑であるため様々な経路を標的とした薬物療法が検討されており、このレビューでは薬剤の開発状況、治験結果などについてまとめさせていただきました。
今回、このような貴重な機会をいただき自分自身にとっても非常に勉強になりました。米田正人先生、中島淳教授をはじめ、肝胆膵消化器病学の先生方、実験助手・秘書の方々にこの場を借りて御礼申し上げます。