香港のThe Chinese University of Hong KongのSherlot J Song先生と一緒に検討した超音波エラストグラフィのパイオニア機器、FibroScan🄬の新しいcomputation methodであるSmartExamの診断能をMASLD患者において組織学的に検討した論文がLiver Internationalに掲載されました。
Song SJ, Nogami A, Liang LY, Yoneda M, Leung HHW, Nakajima A, Lai JCT, Wong GLH, Shu SST, Wong WWS, Yip TCF. Performance of continuous controlled attenuation parameter and liver stiffness measurement by the novel SmartExam in metabolic dysfunction-associated steatotic liver disease. Liver Int. 2024 Feb.
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[野上医師コメント]
本論文は、The Chinese University of Hong Kongと当教室の共同研究結果の報告になります。2施設で実施されたMASLD患者のうち、肝生検による組織学的評価とFibroScan🄬(従来機とSmartExamの2つ)による非侵襲的検査の両者を受けた患者を対象とし、その診断能を検討しています。アジアを代表する肝臓内の一人のVincent WS Wong教授より声をかけていただき、実現しました。私にとっては、海外の先生との初の共同論文であり、このように共同筆頭著者として成果を発表できたことを大変光栄に思います。
ご指導いただきました中島淳教授、米田正人先生、Vincent WS Wong教、Terry CF Yip教授、そして何度もやり取りして検討した共同筆頭著者のSherlot J Song先生に厚く感謝申し上げます。