栗田裕介医師の論文が『Journal of Hepato-Biliary-Pancreatic Sciences』に掲載

栗田裕介医師の1型自己免疫性膵炎の超音波内視鏡による検体採取に関する論文がJournal of Hepato-Biliary-Pancreatic Sciencesに掲載されました。

Endoscopic ultrasound-guided fine-needle biopsy needle can facilitate histological diagnosis of type 1 autoimmune pancreatitis.

Kurita Y, Kubota K, Harada J, Honda Y, Yamazaki Y, Iizuka T, Nihei S, Hasegawa S, Hosono K, Kobayashi N, Fujii S, Endo I, Nakajima A.
J Hepatobiliary Pancreat Sci. 2024 Dec 6. doi: 10.1002/jhbp.12095.

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[栗田裕介医師のコメント]

 自己免疫性膵炎はIgG4関連疾患の一つで病理学的な評価も診断のためには重要な評価項目となります。
 超音波内視鏡による膵組織検体採取の際に使用する針はFNA針(従来針)とFNB針(biopsy針)がありますが、FNB針の方がIgG4病理学的所見の検出が優れており、FNB針は自己免疫性膵炎の診断に有用な可能性が示唆されました。
 ご指導ならびにご協力いただきました病理診断科の藤井先生、原田先生はじめ共著者の先生方にはこの場を借りて御礼申し上げます。

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