米田正人医師、今城健人医師の共同執筆した論文がJournal of Hepatology誌に掲載

Head to head comparison between MEFIB, MAST, and FAST for detecting stage 2 fibrosis or higher among patients with NAFLD.
Kim BK, Tamaki N, Imajo K, Yoneda M, Sutter N, Jung J, Lin T, Tu XM, Bergstrom J, Nguyen K, Nguyen L, Le T, Madamba E, Richards L, Valasek MA, Behling C, Sirlin CB, Nakajima A, Loomba R. J Hepatol. 2022 Aug 13:S0168-8278(22)02984-1. 

米田医師のコメント

非アルコール性脂肪性肝疾患(nonalcoholic fatty liver disease : NAFLD)は肥満人口や2型糖尿病罹患率の増加に伴い世界中で患者数が急増し,最多の肝疾患として認知されております。肝生検に替わる非侵襲的診断方法が開発され,横浜市立大学は世界で初めて超音波エラストグラフィの有用性を報告し(2007年米田),MRエラストグラフィ(2016年今城)でも世界基準となる論文を報告してきました。今回フィブロスキャンを組み込んだスコアリングシステム(FAST)、MRエラストグラフィを組み込んだスコアリングシステム(MAST、MEFIB)の診断能の直接比較を行う国際共同研究に参加し,肝臓領域のトップジャーナルであるJournal of hepatology誌(IF=30.08)に論文を報告させていただくことができました。ご協力いただいた横浜市立大学肝胆膵消化器病学の諸先生方にこの場を借りて御礼申し上げます。

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