葛生健人医師が2023年度 博士課程 優秀論文賞を受賞

 2023年度 大学院医学研究科博士課程 優秀論文賞を当教室の葛生健人医師が受賞されました。横浜市立大学大学院医学研究科では各年度の学位取得者の中から、特に優秀な業績に対して「大学院優秀論文賞」を授与しています。この度はおめでとうございます。

Ⅰ 主論文
Gastrointestinal Cancer Stage at Diagnosis Before and During the COVID-19 Pandemic in Japan
Kuzuu, K., Misawa, N., Ashikari, K., Kessoku, T., Kato, S., Hosono, K., Yoneda, M., Nonaka, T., Matsushima, S., Komatsu, T., Nakajima, A., Higurashi, T.: 
JAMA Network Open, 4(9), e2126334, 2021
‣リンクはこちら

Ⅱ 副論文
Changes in the Number of Gastrointestinal Cancers and Stage at Diagnosis with COVID-19 Pandemic in Japan: A Multicenter Cohort Study
Kuzuu, K., Misawa, N., Ashikari, K., Tamura, S., Kato, S., Hosono, K., Yoneda, M., Nonaka, T., Matsushima, S., Komatsu, T., Nakajima, A., Higurashi, T.:
Cancers, 15(17), 4410, 2023
‣リンクはこちら

[葛生医師のコメント]
 現在、大船中央病院IBDセンターで勤務している葛生健人です。この度は2023年度博士課程優秀論文賞をいただき誠に光栄に存じます。
 2020年大学院に入学したため、ほぼ4年間コロナ渦での大学院生活となり、対面でのやり取りはありませんでした。しかしながらその中でZOOMが急速に普及していき、オンラインで研究テーマから論文の執筆投稿まで助言をいただくことができました。
 特に日暮先生には、時差のある海外からZOOMでご指導いただき大変感謝しております。

 COVID-19に関する研究テーマであったため手本とできる論文も当時はなく、また時期を逸しないで完成させる必要がありとても苦労しました。しかし最終的には研究結果を各種メディアに取り上げてもらい、JDDWにて主題発表もさせていただき、その後副論文も執筆し、優秀論文賞までいただくことができました。

 これもご指導ご鞭撻していただいた中島主任教授、そして日暮先生はじめ何度もミーティングに参加してくださった三澤先生、芦苅先生、吉原先生のおかげでございます。また、癌データの抽出に協力していただいた横浜市立大学附属病院や横浜医療センターの方々にもこの場を借りて御礼申し上げます。

 今後も臨床を行いながら、IBD等の研究をしていきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です