「School of Hepatology 2026 in Yokohama」を開催しました

― MASLD診療の最前線を学び、次世代の肝臓病専門医を育成 ―
2026年10月11日(日)・12日(月・祝)の2日間、横浜市立大学みなとみらいサテライトキャンパスにおいて、「School of Hepatology 2026 in Yokohama」を開催しました。
本会は、横浜市立大学大学院医学研究科 肝胆膵消化器病学の米田正人主任教授が主催し、「代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)を究める」をテーマに、全国から受講生32名、講師14名、スタッフ8名の総勢54名が参加しました。
近年、MASLDは疾患概念の変遷に加え、非侵襲的診断法の進歩や新たな薬物療法の登場により、診断・治療戦略が大きく変化しています。今回のSchool of Hepatologyでは、MASLDの病態理解から最新の診断・治療、さらには今後の研究展望まで、基礎から臨床応用に至る幅広い内容について学ぶ機会を設けました。
プログラムでは、MASLDの疾患概念や診療ガイドライン、肝線維化の非侵襲的評価法、最新の薬物療法などについて、各分野の第一線で活躍する専門家による講義が行われました。また、FIB-4 index、ELF、オートタキシン、7Sコラーゲンなどの血清マーカーや、FibroScanをはじめとする画像診断技術について、実臨床での活用を意識した実践的な内容が取り上げられました。
さらに、FibroScanのハンズオン実習や、実際の臨床症例を用いたグループワークを実施し、受講生同士が診断・治療方針について活発に議論しました。少人数での双方向型の教育を通じて、知識の習得にとどまらず、日常診療に直結する実践的な学びを深めることができました。
講義やグループワークに加え、講師と受講生、全国各地から集まった若手医師同士の交流も活発に行われ、施設や地域を越えた新たなネットワークを築く貴重な機会となりました。
本会は、全国から参加した受講生の積極的な姿勢と講師陣の熱意に支えられ、盛会のうちに終了しました。
今後も横浜市立大学では、このような教育・学術交流活動を通じて、次世代の肝臓病診療を担う医師・研究者の育成に貢献するとともに、MASLDをはじめとする肝疾患診療のさらなる発展を目指してまいります。

