一般社団法人横浜国際肝胆膵消化器病学機構Yokohama International Hepato-Biliary-Pancreatic-Gastroenterological Association

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2026年1月16日

市民公開講座「C型肝炎講演会」開催のお知らせ

肝疾患診療連携拠点病院としての活動の一環として市民公開講座を開催いたします。
参加費無料、ZoomミーティングによるLive配信で、どなたでもご参加いただけます。

【C型肝炎講演会】

日程:2026年2月20日(金)15:00~16:30
会場:WEB配信(Zoomミーティング)

1.まだ間に合うC型肝炎 ー検査から治療、その後まで
  講師:消化器内科(肝胆膵) 医師 野上麻子

2.知って安心!感染予防の正しい知識
  講師: 看護部 感染管理認定看護師 伊藤 智栄美

3.今日からできる運動
  講師:リハビリテーション部 理学療法士 丸山 有沙

ご参加には参加登録が必要です。チラシのQRコードまたは下記からご登録ください。
ご登録後、自動でZoom情報がご登録のメールアドレス宛に送信されます。

申込 登録はこちら

市民公開講座 リーフレット

多くの方のご参加をお待ちしております。

2026年1月15日

長谷川翔医師の症例報告論文がClinical Endoscopy誌に掲載

長谷川翔医師の症例報告論文が Clinical Endoscopy誌に掲載されました。

Successful treatment of a complete obstruction at the hepaticojejunostomy anastomosis using cholangioscopic biopsy forceps inserted via the endoscopic ultrasound-guided hepaticogastrostomy route

Sho Hasegawa, Kunihiro Hosono, Masato Yoneda

Clinical Endoscopy. 2025 Sep 8. doi: 10.5946/ce.2025.174. Online ahead of print. PMID: 41521513.

【長谷川翔医師のコメント】

 本論文は、胆管空腸吻合術後の胆管空腸吻合部完全狭窄に対し、胆道鏡下の生検鉗子で粘膜を剥いで、狭窄の突破に成功した症例を報告したものです。本症例の診療および論文報告の遂行にあたり、横須賀市総合医療センターの細野邦広先生をはじめ、ご指導・ご協力を賜りました共著の先生方、胆膵グループの皆様、ならびに消化器外科の先生方に深く感謝申し上げます。

2026年1月15日

米田教授がHepatobiliary Surgery and Nutrition 誌「Outstanding Author Award」を受賞

 横浜市立大学大学院医学研究科 肝胆膵消化器病学の 米田正人 主任教授が、国際学術誌 Hepatobiliary Surgery and Nutrition(HBSN、2024年 Journal Impact Factor 7.8)より、Outstanding Author Award を受賞しました。

HBSNは、肝臓・胆道・膵臓領域における外科・内科・トランスレーショナルリサーチを横断的に扱う国際誌で、Gastroenterology & Hepatology 分野および Nutrition & Dietetics 分野のいずれにおいても Q1 ジャーナルに位置付けられています。

 本賞は、同誌に掲載された論文の中から、学術的インパクト、独創性、ならびに臨床・基礎研究への貢献度が特に高い著者に授与されるものです。米田教授のこれまでの研究成果が、肝胆膵領域における新たな知見の創出と国際的な学術交流の発展に大きく寄与した点が高く評価され、今回の受賞に至りました。

ご受賞誠におめでとうございます。

2026年1月7日

第4回 肝臓病教室 開催のご案内

肝疾患診療連携拠点病院としての活動の一環として肝臓病教室を開催いたします。
第4回は2月12日(木曜)13:30からの開催予定です。
参加費無料、事前申込不要で、どなたでもご参加いただけます。
多くの方のご参加をお待ちしております。

【第4回肝臓病教室】
1.MASLD,なぜ怖いのか  
  講師:医師 和田 直大

2.今日から始める食事療法‐体重減少/脂肪肝改善に向けて
  講師: 管理栄養士 杉村 七海

日程:2026年2月12日(木)13時30分~15時
会場:横浜市立大学附属病院内10階第3会議室

第4回肝臓病教室 リーフレット

年間スケジュール
【第1回】2025年6月26日(木)13時30分~15時
   内容:肝臓がんの治療①【RFA/TACE】
【第2回】2025年9月11日(木)13時30分~15時
   内容:肝臓がんの治療②【薬物療法】
【第3回】2025年11月27日(木)13時30分~15時
   内容:肝硬変・肝不全、検査結果の読み方
【第4回】2026年2月12日(木)13時30分~15時
   内容:MASLD,なぜ怖いのか

肝臓病教室 リーフレット

2026年1月6日

宇南山彰医師が日本消化器病学会関東支部第387回例会において「研修医奨励賞」を受賞

 2025年12月13日(土)、日本消化器病学会 関東支部第387回例会が開催され、当教室(横浜市立大学附属病院)で研修された宇南山彰医師が「自己免疫性膵炎の合併が疑われた潰瘍性大腸炎に対しウステキヌマブ再投与が奏効した1例」を発表し、「研修医奨励賞」を受賞しました!

ご受賞、誠におめでとうございます。

2026年1月6日

米田正人教授がYouTubeチェンネル「ReHacQヘルスチャンネル」に出演

米田正人教授がYouTubeチェンネル「ReHacQ-リハック- ヘルスチャンネル」に出演しました。
UCバークレー教授の野村泰紀先生、元TBSアナウンサーの加藤シルビアさんとの対談です。年末年始の健康リスクだけでなく、肝臓に関する最新の知見を、専門医の視点で丁寧に解説しています。

肝臓リスクvs天才物理学者 — 専門医が忠告する肝臓NG行動TOP5!

年末年始にやりがちな生活習慣が実は肝臓に大きな負担をかけている!?
飲酒だけでなく、意外な行動が肝臓リスクになるポイントを分かりやすく解説しています。

肝臓リスク徹底解説 — 知られざる脂肪肝の恐怖

脂肪肝は「自覚症状がないから大丈夫」と思いがちですが、放置すると大きな健康問題に。
専門医と一緒にそのメカニズムと予防のポイントを深掘りしています。

ぜひご覧ください!

2026年1月5日

米田正人教授・中島淳名誉教授が参画したMASLDにおけるVCTEと肝組織学的線維化の予後予測能を直接比較した国際多施設共同研究が Hepatology 誌に掲載

米田正人教授、中島淳名誉教授が参画した、MASLD患者における振動制御トランジェントエラストグラフィ(VCTE)と肝組織学的線維化の予後予測能を直接比較した国際多施設共同研究が、Hepatology 誌に掲載されました。

Head-to-head comparison between vibration-controlled transient elastography and histology in predicting liver-related events due to metabolic dysfunction-associated steatotic liver disease

Zhang Y, Lee HW, Lin H, Tsochatzis E, Petta S, Bugianesi E, Yoneda M, Zheng MH, Hagström H, Boursier J, Calleja JL, Goh GB, Chan WK, Gallego-Durán R, Sanyal AJ, de Lédinghen V, Newsome PN, Fan JG, Lai M, Fournier-Poizat C, Wong GL, Pennisi G, Armandi A, Nakajima A, Liu WY, Shang Y, de Saint-Loup M, Llop E, Teh KKJ, Lara-Romero C, Asgharpour A, Mahgoub S, Sau-Wai Chan M, Canivet CM, Romero-Gomez M, Kim SU, Wong VW, Castéra L, Yip TC

Hepatology. 2025 Dec 24.
doi: 10.1097/HEP.0000000000001658. Online ahead of print.

[米田正人医師のコメント]
 本研究は、代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)患者において、フィブロスキャン(VCTE)による肝硬度測定(LSM)と、肝生検に基づく組織学的線維化評価が、将来の肝関連イベント(LREs)を正確に予測できるかを直接比較することを目的として実施された、国際多施設共同研究になります。
 本研究では、3,532名のMASLD患者を対象とし、約5年間の追跡期間中に、肝代償不全、肝移植、肝関連死からなる肝関連イベント(LREs)を主要評価項目として解析を行いました。
 その結果、以下の重要な知見が得られました。
・ LSMと肝組織学的線維化は、LREs予測においてほぼ同等の予測能を示した(5年AUROC:LSM 0.870、組織学 0.869)。
・統合AUROC、Brierスコア、判別能改善指数など、複数の予測指標においても両者に有意差は認められなかった。
・ 肝細胞癌(HCC)および肝代償不全を個別に解析した場合や、各種感度解析においても結果は一貫していた。
 これらの結果は、非侵襲的検査であるLSMが、肝生検と同等にMASLD患者の長期予後を層別化できる可能性を明確に示し,臨床試験におけるサロゲートエンドポイントとしても有用であることを支持する重要なエビデンスとなりました。今回、Hepatology 誌に本成果を報告できたことを大変光栄に存じます。

2025年12月25日

栗田裕介医師・八木伸医師ら研究グループが2025年度日本胆道学会プロジェクト研究に採択されました

 このたび、横浜市立大学附属病院 肝胆膵消化器病学教室の 栗田裕介医師、八木伸医師らからなる研究グループ が申請した研究課題「十二指腸乳頭部癌に対する内視鏡的切除後遺残例の予後に関する全国調査」 が、2025年度日本胆道学会プロジェクト研究として採択されました。

本研究が、日本胆道学会のプロジェクト研究という大変栄誉ある枠組みにご採択いただきましたことを、研究グループ一同、心より光栄に存じます。

内視鏡的十二指腸乳頭切除術(endoscopic papillectomy:EP)は、非浸潤性の十二指腸乳頭部腫瘍に対する低侵襲治療として広く行われている一方、EP施行後に偶発的に癌が診断される症例や、病理断端陽性・評価困難例における最適な治療戦略については、十分なエビデンスが確立されていないのが現状です。

本研究では、日本胆道学会指導施設を中心とした全国規模の後ろ向き調査を通じて、内視鏡切除後の癌遺残例の実態、追加治療の選択、ならびに予後を明らかにし、今後の診療方針策定に資するエビデンスの構築を目指します。

本研究の実施にあたり、本研究をご評価いただきました日本胆道学会に深く感謝申し上げますとともに、これまでご指導・ご協力を賜りました病理診断科 藤井誠志教授、ならびに横浜労災病院、NTT東日本関東病院の先生方をはじめ、関係各位に心より御礼申し上げます。

2025年12月24日

小林貴医師・中島淳名誉教授が参画したMASLDの予後因子を解析した国際共同研究が Hepatology 誌に掲載

小林貴医師・中島淳名誉教授が参画した、MASLD患者における線維化進展、肝関連イベントおよび死亡の予測因子を解析した国際多施設共同研究が、肝臓病学分野の最高峰誌の一つである Hepatology 誌にアクセプトされました。

本研究は、世界41か国・約18,000例の肝生検で確定診断されたMASLD患者を対象とした Global MASLD(G-MASLD)研究の成果であり、線維化ステージおよび非侵襲的線維化指標が長期予後と強く関連することを国際的に明らかにしたものです。
非侵襲的検査を用いたリスク層別化の臨床的意義を示す本成果は、今後のMASLD診療および国際的な臨床研究の発展に大きく貢献することが期待されます。

Global NASH/MASH Council (GNC). Predictors of fibrosis, clinical events and mortality in MASLD: Data from the Global-MASLD study.

Younossi ZM, de Avila L, Petta S, Hagström H, Kim SU, Nakajima A, Crespo J, Castera L, Alkhouri N, Zheng MH, Treeprasertsuk S, Ananchuensook P, Shalimar, Tsochatzis E, Trivikrama SK, Balakumaran LK, Fan JG, Roberts SK, Alswat K, Wong VW, Yilmaz Y, Dunn W, Francque S, Cordie A, Yu ML, Ekstedt M, Goh GB, Oliveira CP, Pessoa MG, Chan WK, Fernandez MIC, Duseja A, Arab JP, Papatheodoridis G, Sebastiani G, Villela-Nogueira C, D’Ambrosio R, Lampertico P, Alnaamani K, Holleboom AG, Valsan A, Venu A, El-Kassas M, Pennisi G, Shang Y, Liu WY, Lee HW, Kobayashi T, Kakizaki S, Caussy C, Pearlman B, Iruzubieta P, Nadeem R, Cinque F, Neonaki A, Zoncapé M, Yang RX, Song SJ, Dunn N, Gadi Z, Yeh ML, The KK, Mahadeva S, Fabian LG, Almohsen A, Leite N, Pugliese N, Vessby J, Xie C, Choudhary NS, Friend E, Poca M, Kawaguchi T, Russo FP, Gadano A, Diaz LA, Singal AK, Segrestin B, Gunn N, Mauricio D, Arrese M, Fracanzani A, Lam B, Racila A, Alqahtani SA, Stepanova M

Hepatology. 2025 Nov 13. doi: 10.1097/HEP.0000000000001617. Epub ahead of print. PMID: 41231627.

【小林貴医師のコメント】

本研究は、肝生検により診断されたMASLD患者約18,000例という、これまでにない規模の国際データを用いて、線維化進展および長期予後の規定因子を包括的に解析した研究です。
線維化ステージに加え、FIB-4などの非侵襲的線維化指標が、肝関連イベントや死亡と強く関連することを示した点は、日常診療におけるリスク評価の実践的な裏付けになると考えています。
本研究が、先に報告された非侵襲的検査の診断性能評価に続き、MASLD診療における予後予測の重要性を国際的に示す成果として Hepatology 誌に受理されたことを大変光栄に思います。本研究の遂行にあたり、ご指導いただいた中島淳名誉教授をはじめ、多くの国際共同研究者の先生方に深く感謝申し上げます。

2025年12月22日

活動報告 八木伸医師が沖縄EUSハンズオンセミナーに講師として参加

 2025年12月13日、琉球大学にて開催された「沖縄EUSハンズオンセミナー」において、八木伸医師が講師として参加しました。
 本セミナーでは、EUS観察、EUS-FNA、EUS-HGSの実践的なハンズオンが行われ、沖縄県内から約20名の若手医師が参加しました。

[八木医師のコメント]
 2025年3月まで所属していた国立がん研究センター中央病院 肝胆膵内科で、レジデント時代にお世話になった先輩である東江大樹先生よりお声がけいただき、若輩ながらEUS観察の講師として参加させていただきました。若手医師の皆様の熱意に触れ、私自身にとっても大変刺激的で有意義な時間となりました。今回の経験を、今後の日常診療や後輩医師の指導に活かしていきたいと考えています。

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