一般社団法人横浜国際肝胆膵消化器病学機構Yokohama International Hepato-Biliary-Pancreatic-Gastroenterological Association

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2026年8月5日

2026年度 第3回 肝臓病教室 開催のご案内

肝疾患診療連携拠点病院としての活動の一環として肝臓病教室を開催いたします。
第3回は9月10日(木)13:30からの開催予定です。
参加費無料、事前申込不要で、どなたでもご参加いただけます。
多くの方のご参加をお待ちしております。

【第3回肝臓病教室】
1.肝臓がんを早く見つけて治すために
 ‐診断と治療の最前線‐
  講師:医師 岩城 慶大
2.肝硬変の食事について
  講師:管理栄養士 北村 照美

日程:2026年9月10日(木)13時30分~15時
会場:横浜市立大学
  みなとみらいサテライトキャンパス
※横浜ランドマークタワー7階「桜木町」駅徒歩5分,「みなとみらい」駅徒歩3分

第3回肝臓病教室 リーフレット

【第1回】2026年4月30日(木)13時30分~15時
   『肝臓から始まる生活習慣病―脂肪性肝疾患(MASLD)を正しく知る―』、他
   会場 みなとみらいサテライトキャンパス 

【第2回】2026年6月25日(木)13時30分~15時
   『自分の免疫が肝臓を攻撃?―自己免疫性肝疾患を正しく理解する―』、他
   会場 横浜市立大学附属病院薬局棟研修室

【第3回】2026年9月10日(木)13時30分~15時
   『肝臓がんを早く見つけて治すために―診断と治療の最前線-』、他
   会場 みなとみらいサテライトキャンパス

【第4回】2026年11月26日(木)13時30分~15時
   『肝臓の状態を正しく知る―肝硬変・肝不全への進行を防ぐ最新検査-』
   会場 横浜市立大学附属病院薬局棟研修室

肝臓病教室 リーフレット

2026年8月5日

米田正人主任教授の解説記事が医療メディア「Medical Tribune」に掲載

医療メディア「Medical Tribune」の連載企画「最新論文で考える日常臨床Doctor’s Eye」において、横浜市立大学大学院医学研究科 肝胆膵消化器病学の米田正人主任教授による解説記事が掲載されています。
今回のテーマは、『MASLD診療、「迷い」を減らすAI登場?深層学習が切り開く線維化診断』です。

本記事では、代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)における肝線維化診断について、深層学習(AI)を活用した最新の研究知見をわかりやすく解説しています。AIが診療現場にどのような変化をもたらすのか、今後のMASLD診療の発展を考える上で示唆に富む内容となっています。

ぜひご一読ください。

掲載記事
「MASLD診療、『迷い』を減らすAI登場? 深層学習が切り開く線維化診断」

2026年7月31日

神奈川県共催 健康セミナー『筋肉は“第2の肝臓”』開催報告

2026年7月25日(土曜)、TKPガーデンシティ横浜ホールCにて、神奈川県との共催により、健康セミナー「筋肉は“第2の肝臓”」を開催しました。
 当日は肝臓と筋肉の深い関係について学ぶ講演会に加え、元プロ野球選手・監督によるトークショーや運動イベントを実施し、約80名の方が来場し熱心に聴講されました。

学びのセッション

いつの間にか脂肪肝になっていませんか?~今日から役立つ対策のポイント~
横浜市立大学 肝胆膵消化器病学 助教 野上麻子 先生
 脂肪肝の現状や生活習慣改善のポイントについて、わかりやすく解説いただきました。

かながわの肝炎対策 ~正しく知って未病改善~
神奈川県 がん・疾病対策課 野下涼太 氏
 神奈川県における肝炎対策や検査・受診の重要性について紹介いただきました。

スポーツセッション

アスリートトークショー
工藤 公康さん(元プロ野球選手・監督)
×
米田 正人先生(横浜市立大学肝胆膵消化器病学教室主任教授)

 総合司会を務めた米田正人先生との対談形式で進行いたしました。

 「現役・監督時代の拘り」や「怪我との向き合い方」から「食事」そして「運動が人生にもたらす楽しさとは」等について貴重なお話を伺いました。
 会場からの質問にも丁寧にお答えいただき、参加者との交流も大いに
盛り上がりました

運動イベント

ながら運動講習会×肝炎体操
 ミズノ株式会社よりインストラクターのご指導のもと、日常生活のなかで無理なく続けられる運動を参加者全員で実践しました。筋肉量の維持・向上について、楽しく学ぶ機会となりました

セミナーを終えて

 筋肉はエネルギー代謝や糖代謝に深く関わり、「第2の肝臓」とも呼ばれています。本セミナーが、運動習慣や健康的な生活習慣を見直すきっかけとなり、県民の皆様の健康増進につながることを願っています。

2026年7月24日

【初期研修医の先生方へ】進路・キャリアに関する個別相談を随時受付中!

初期研修医の先生方、日々の研修お疲れ様です。
横浜市立大学 肝胆膵消化器病学教室です。
当教室では、これまで医局説明会を開催してまいりましたが、
• 「説明会の日程が合わなかった」
• 「進路について、もう少し個人的にじっくり相談してみたい」
• 「消化器内科に興味はあるけれど、他科とも迷っている」
• 「実際の働き方や、専門医取得、キャリアパスについて本音を聞きたい」
といった先生方の声にお応えし、このたび「個別相談・フリートーク窓口」を常設いたしました。 2年目の先生はもちろん、「まだ先だけど、少し話を聞いてみたい」という1年目の先生も大歓迎です!
先生方のご都合やご希望に合わせて、以下のような多様なスタイルで対応いたします。

選べる相談スタイル

  • オンライン(Web)相談
    Zoomなどを使い、ご自宅や病院からでもサクッと参加可能です。フリートークを中心に、ざっくばらんにお話ししましょう。
  • 対面でのカジュアルな相談(お茶・飲み会など)
    直接会って、医局の雰囲気や実際のところを詳しく聞きたい方へ。ちょっとしたカフェでのお茶や、もし希望者が複数名いらっしゃったら飲みの席などで、リラックスした雰囲気でお答えします(費用はもちろん医局が負担します!)。
  • メール・各種メッセージでの相談
    「まとまった時間は取れないけれど、気になっていることだけピンポイントで質問したい」という方は、メールでのご相談も大歓迎です。

こんな疑問・不安、何でも歓迎します!

  • 「横浜市大の肝胆膵消化器病学の教室の雰囲気って実際どう?」
  • 「入局後の具体的なキャリアパスや、関連病院での研修は?」
  • 「消化器内科って忙しい? ワークライフバランスは保てる?」
  • 「大学院進学や学位取得、留学についての話を聞きたい」

指導医や若手医局員が、先生方の疑問に本音で、真摯にお答えします。無理な勧誘は一切ありませんので、進路に迷っている段階でも安心してご連絡ください。

<ご連絡先>
藤沢湘南台病院 消化器内科 西野麻美

2026年7月22日

APASL 2026 Single Topic Conference 活動報告

2026年7月9日(木)~7月12日(日)にかけて、シンガポールのGrand Hyatt SingaporeにてAPASL 2026 Single Topic Conference が開催されました。横浜市立大学医学部肝胆膵消化器病学教室からは米田正人医師、野上麻子医師が参加いたしました。

Prognostication of PSC cirrhosis: optimizing outcomes and transplant consideration.
Yoneda M.
Symposium 3: Autoimmune and cholestatic disease, July 10, 2026.

Pharmacological Treatments for Primary Sclerosing Cholangitis A Systematic Review and Network Meta-Analysis.
Nogami A, Yeo LYY, Tham EKJ, Hwang YM, Sian KC, Gnanavelou M, Tioh JK, Selvakumar A, Tang NSY, Zhang D, Lim WH, Jie JLW, Tan EXX, Chen VL, Nah B.
Oral Presentation 1, July 10, 2026.

[野上麻子医師のコメント]
 他の先生方の発表を聴講し、最新の知見について理解を深めることができました。また、学会期間中には現地の先生方と直接意見交換を行う機会が多くあり、大変有意義な時間となりました。オンラインでも学会に参加できる時代ですが、対面での交流を通じて新たな視点や気づきを得られることは、現地参加ならではの意義であると感じました。
 今回得られた学びを今後の研究や診療に生かし、より良い医療として患者さんに還元できるよう努めてまいります。

2026年7月15日

第3相ESSENCE試験で日本ナショナルリーダーを務めた中島淳病院長のインタビュー記事「FIBROSCANIST vol.07」のご紹介

 MASH(代謝機能障害関連脂肪肝炎)に対する日本初の保険適用薬として承認された「ウゴービ®(一般名:セマグルチド)」。このたび、本承認の根拠となった第3相ESSENCE試験で日本ナショナルリーダーを務められた中島淳(横浜市大名誉教授,国際医療福祉大学熱海病院病院長)のインタビュー記事「FIBROSCANIST vol.07」が公開されました。

PDF版のダウンロードはこちらから

最新の動向を知る上で大変参考になる内容となっておりますので、この機会にぜひご覧ください。

2026年7月14日

超音波定量評価が拓くMASLD診療の未来—UGAPの有用性を実証した研究論文(原著論文)がJournal of gastroenterologyに掲載

国際医療福祉大学熱海病院 中島 淳病院長、横浜市立大学肝胆膵消化器病学 米田正人主任教授、横浜市立大学肝胆膵消化器病学 客員教授、新百合ヶ丘総合病院 肝疾患低侵襲治療センタ― 今城健人センター長が参画したUGAPを用いた肝脂肪化重症度評価の有用性についての多施設との共同研究論文(原著論文)がJournal of gastroenterologyに掲載されました。


Comparative diagnostic performance of ultrasound-guided attenuation parameter versus B-mode scoring for hepatic steatosis assessment: an ordinal-scale statistical approach

Kumada T, Toyoda H, Ogawa S, Gotoh T, Suzuki Y, Imajo K, Yoneda M, Sugimoto K, Kuroda H, Tamaki N, Kurosaki M, Akita T, Tanaka J, Nakajima A

J Gastroenterol. 2026 Jun
61(6):796-807.
PMID: 41925860 doi: 10.1007/s00535-026-02403-7.
Epub 2026 Apr 2.

【今城健人医師のコメント】
 近年、MASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)の患者数は世界的に増加しており、肝脂肪化を正確かつ非侵襲的に評価することの重要性がますます高まっています。超音波検査は日常診療で広く用いられていますが、従来のBモードによる視覚的評価は主観的であり、診断精度や再現性に課題がありました。
 そこで今回、岐阜協立大学・熊田卓先生を筆頭著者とした多施設共同研究に参加し、MRI-PDFFを基準として、定量的超音波指標であるUltrasound-Guided Attenuation Parameter(UGAP)と従来のBモードスコア(Hamaguchi score)の診断能を比較検討いたしました。本研究では、1,000例を超える大規模コホートを対象に、従来のROC解析に加え、Adjusted Youden Index(AYI)やObuchowski Measure(OM)といった最新の統計学的手法を用いることで、UGAPが肝脂肪化の重症度をより正確かつ客観的に評価できることを明らかにしました。MASLD診療における超音波定量評価の有用性をさらに発展させる成果であり、今後の臨床診療や治療効果判定への応用が期待されます。
 本研究において、横浜市立大学客員教授・新百合ヶ丘総合病院の今城健人、横浜市立大学肝胆膵消化器病学の米田正人主任教授、国際医療福祉大学熱海病院の中島 淳病院長も共同研究者として参画し、国内を代表する肝疾患研究施設との共同研究として、本成果を世界へ発信することができました。熊田卓先生をはじめ共同研究者の先生方、このような貴重な研究の機会をいただきましたことに心より感謝申し上げます。今後もMASLD診療の発展に貢献できるよう、臨床・研究の両面から取り組んでまいります。


2026年7月14日

医療メディアMedical Tribuneの「Doctor’s Eye」に米田正主任教授の解説記事、『MASLDは「見守る」から「治す」時代へ!Survodutideが示した次世代MASH治療の可能性』が掲載

医療メディアMedical Tribuneの連載・特集「最新論文で考える日常臨床Doctor’s Eye」にて、横浜市立大学肝胆膵消化器病学 米田正人主任教授が、MASLD治療の最新知見を解説しています。
今回取り上げられているのは、GLP-1/グルカゴン(GCG)受容体デュアルアゴニスト・survodutideの臨床試験「SYNCHRONIZE-MASLD」(Nat Med 2026年6月7日オンライン版)です。体重減少を介した効果に加え、肝臓での脂肪酸酸化を直接促進する作用機序が注目されています。すなわち、「体重を減らすことで肝臓を改善する」だけではなく、「肝臓そのものを積極的に治療する」可能性を秘めた薬剤として、大きな注目を集めています。
さらに本試験では、従来必須とされてきた肝生検を経ず、90%以上の患者がFIB-4 indexやVCTE、MRIなどの非侵襲的検査(NITs)のみで登録された点も特筆されています。

リンクはこちら(Medical Tribune会員限定)
※医療従事者向けの専門的内容です

2026年7月13日

【動画紹介】「Doctor’s Eye Channel」MASLD診療ガイドライン2026改訂 非侵襲的診断の新常識―肝生検、必要なのは5%以下!?

Medical Tribune〈Doctor’s Eye Channel 消化器内科〉に、米田正人主任教授が「代謝機能障害関連脂肪性肝疾患(MASLD)の最新診断戦略」を解説した動画が紹介されました。

2026年4月に改訂された『MASLD診療ガイドライン2026』では、診断における肝生検の位置づけが大きく見直され、非侵襲的検査(NITs)を中心に据えた段階的な診断アプローチへの移行が明確に打ち出されました。本動画では、ガイドライン改訂委員を務めた横浜市立大学肝胆膵消化器病学 米田正人主任教授が、この転換の背景や実臨床での具体的な活用方法についてわかりやすく解説しています。

【主な解説トピック】
・ガイドライン改訂における主要な変更点
・肝生検を必須としない方針転換の理由
・非侵襲的検査間で結果が食い違うケースへの対応
・脂肪定量検査の位置づけ
・超音波エラストグラフィとMRE、それぞれの適応
・at-risk MASH(進行リスクのある脂肪肝炎)の評価方法
・かかりつけ医への逆紹介のタイミング
・今後の診療における展望

[動画リンク:MT-MEET「Doctor’s Eye消化器内科」](要ログイン)
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※医療従事者向けの専門的内容です

2026年7月10日

国際医療福祉大学熱海病院 中島淳 病院長が日本責任医師を務めた国内初のMASH治療薬承認についての記事が各種メディアに掲載

 2026年6月、GLP-1受容体作動薬「ウゴービ®皮下注(一般名:セマグルチド)」が、代謝機能障害関連脂肪肝炎(MASH)に対する国内初の薬物治療として承認されました。

 本承認は、中等度から高度の肝線維化を有するMASH患者を対象とした国際共同第Ⅲ相ESSENCE試験の結果に基づくもので、本試験の日本における責任医師を務めた中島淳先生は、「MASH治療のゲームチェンジャー」「歴史的に大きな意義がある」とその重要性を述べています。

【掲載記事】

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