廣畑 愛医師がAPDW in Singaporeにて JGHF Poster of Distinction Awardを受賞
大森赤十字病院 廣畑 愛 医師が、シンガポールで開催されたAPDW2025(Asian Pacific Digestive Week)でJGHF Poster of Distinction Awardを受賞されました。
本賞は、若手研究者の優れた研究成果を称えるとともに、今後の学術的発展を奨励する目的で設けられたものです。
当日は、ポスター展示に加え、2分間の口頭プレゼンテーションと3分間の質疑応答が行われ、廣畑医師は高く評価されました。
ご受賞、誠におめでとうございます。

〈APDW 2025概要〉
会期:2025年11月18日~22日
場所:Suntec Singapore Convention & Exhibition Centre(シンガポール)
受賞演題:Optimal Treatment Strategy for Lesions Proximal to the Appendiceal Orifice: A Retrospective Single-Center Study
[廣畑 愛医師のコメント]
このたび、消化器疾患に関する最新の知見が発表される国際学会であるアジア太平洋消化器病週間(APDW)において、当院における虫垂開口部病変の内視鏡治療戦略について発表し、JGHF Poster of Distinction Award という名誉ある賞をいただくことができました。虫垂開口部病変は大腸の中でも特に高度な技術が求められる領域ですが、当院では既報と比較しても良好な治療成績を得ており、高い内視鏡技術に加え、チームカンファレンスを含めた綿密な術前検討が反映された結果であると考えております。
今回の発表は、当院で長年にわたり積み上げられてきた治療成績をまとめたものであり、現役の先生方のみならず、OB の先生方が築かれた堅実な内視鏡診療とデータの蓄積が土台となっています。当院としての取り組みが国際的に評価されたことを大変誇りに感じております。
私にとっては今回が初めての国際学会発表であり、抄録作成から準備・発表に至るまで不安ばかりの中で、千葉先生をはじめ大森赤十字病院の先生方に熱意あるご指導と手厚いサポートを賜り、この場に立つことができました。心より感謝申し上げます。
また、米田主任教授をはじめ、医局の先生方、千葉先生、大森赤十字病院でご活躍されてきた先生方など、多くの皆さまに日頃よりお力添えいただき、このような受賞に至ることができましたこと、深く御礼申し上げます。今回の受賞を励みに、今後も内視鏡診療の研鑽を重ね、より良い医療を提供できるよう努めてまいります。引き続き、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
