第56回超音波ドプラ・新技術研究会 活動報告

第56回 超音波ドプラ・新技術研究会
会期 2026年3月14日(土)
会場 はまぎんホールヴィアマーレ
第56回超音波ドプラ・新技術研究会において、主幹を新百合ヶ丘総合病院消化器内科部長の今城健人医師が務め、当教室からも多数の医師が参加し発表を行いました。
演題数:8
■開会の辞 当番幹事 今城健人
■一般演題1(O1-1)ポータブル超音波診断装置が診断に寄与したシイタケ小腸閉 塞の一例
演者:石原 洋 (共著者)小幡七菜,太田義人,曽我井大地,高橋宏太,結束貴臣,篠原靖志
■一般演題1(O1-3)長期エラストグラフィフォローを行ったバッド・キアリ症候群の1例
演者:野上麻子 (共著者)和田直大,岩城慶大,小林 貴,小山新吾,宇都宮大輔,米田正人
■主題1『超音波検査を用いたびまん性肝疾患診療の最前線』(S1-3) 肝脂肪化評価におけるUGAPの最適測定条件に関する検討:多施設共同後方視的研究
演者:黒田英克 (共著者)鈴木康秋,豊田秀徳,今城健人,杉本勝俊,安井 豊,大栗拓真,神山直久,熊田 卓
■主題1『超音波検査を用いたびまん性肝疾患診療の最前線』(S1-4)慢性肝疾患における超音波エラストグラフィ及びMRIを用いた肝内線維化及び脂肪化分布の検討
演者:川村允力 (共著者)西田晨也,國分茂博,今城健人
■一般演題2(O2-1)携帯型超音波で診断した直腸便貯留に対して経肛門的処置と経口治療の有効性を比較した前向き観察研究
演者:結束貴臣 (共著者)石原 洋,高橋宏太,富田尚貴,大平麻由美,中島 淳
■一般演題2(O2-3)「肝硬度×時間×修飾因子」が規定するMASLDの予後
演者:米田正人 (共著者)野上麻子,岩城慶大,和田直大,小林 貴
■要望演題『超音波内視鏡検査を用いた Endo-hepatology の最前線』(R-4) 肝膿瘍に対する超音波内視鏡下膿瘍ドレナージにおけるダブルピッグテイル型プラスチックステントの有用性
演者:飯塚武 (共著者)栗田裕介,本多 悠,小田貴之,八木 伸,長谷川 翔,窪田賢輔,米田正人
■要望演題『超音波内視鏡検査を用いた Endo-hepatology の最前線』(R-5) EUS-Shear Wave Quantification(SWQ) を用いた脾硬度測定の初期経験
演者:西田晨也 (共著者)村上脩斗,川村允力,今城健人,土肥弘義,國分茂博
【第56回超音波ドプラ・新技術研究会 主幹 今城健人ご挨拶】
2026年3月14日に開催されました超音波ドプラ・新技術研究会において、主幹を務めさせていただきました今城健人でございます。
本研究会では、「Beyond Morphology:超音波で拓く機能評価と個別化肝疾患診療」をテーマに、超音波医学の新たな展開とその臨床応用について活発な議論が交わされました。従来、超音波検査は主として肝疾患の形態学的評価に用いられてきましたが、近年の技術革新により、肝硬度、減衰、血流などを定量的に評価することで、病態をより深く理解する機能的評価ツールへと進化しています。これにより、肝疾患の早期診断、病態評価、治療効果のモニタリングなど、臨床のさまざまな場面において超音波の重要性は一層高まっています。
今回の研究会では、MASLDをはじめとする慢性肝疾患、門脈圧亢進症、肝細胞癌などを対象に、形態評価にとどまらない超音波の多面的な活用と個別化医療への応用について、幅広い視点から議論を深めることができました。
本会の開催にあたり、多大なるご助力を賜りました主任教授の米田正人先生、演題をご登録くださった教室員の皆様、そしてお忙しい中ご参加いただいた皆様に心より御礼申し上げます。本研究会が、肝疾患診療のさらなる発展に寄与する有意義な学術交流の場となりましたことを嬉しく存じます。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

