一般社団法人横浜国際肝胆膵消化器病学機構Yokohama International Hepato-Biliary-Pancreatic-Gastroenterological Association

新着情報

栗田裕介医師が執筆を担当した「臨床医必読 最新IgG4関連疾患 改訂第3版」が発行

栗田裕介医師が執筆担当した「臨床医必読 最新IgG4関連疾患 改訂第3版」が診断と治療社より発行されます。(2025年12月4日発売予定)
日本発の疾患概念であるIgG4関連疾患。
2020年の「IgG4関連疾患包括診断基準」の改訂から5年が経ち、新たな臓器別診断基準など、この間の研究成果を反映して最新情報にアップデート。
わが国を代表する各領域の第一線の研究者らが執筆し、最新の研究・知見から病態、病理、検査・診断、治療と予後などを網羅しています。前版の刊行から6年を経て改訂した、臨床医必読の1冊です。

[栗田裕介医師のコメント]
このたび、「臨床医必読 最新IgG4関連疾患 改訂第3版」において、胆道領域の予後を中心に執筆を担当させていただきました。
IgG4関連疾患は日本から発信された疾患概念であり、この10年ほどの間に病態解明や診断法、治療戦略が大きく進歩してきました。一方で、臓器横断的な特徴をもち、膵癌をはじめとした他疾患との鑑別にしばしば苦慮することもあり、臨床の最前線では正確かつ包括的な理解が求められます。
今回の改訂では、2020年の包括診断基準に加えて、最新の臓器別診断基準やエビデンスが体系的にまとめられており、実臨床で判断に迷う場面においても、具体的な指針を得られる内容になっています。
本書が、IgG4関連疾患の適切な診断と治療方針の決定に役立ち、患者さんのよりよい医療につながる一助となれば幸いです。

Recent News

Category

ページトップへ