地域連携への取り組み

膵がん早期診断プロジェクト

膵がんは他のがんに比べて早期発見が難しく、全国的に増加の一途をたどっています。
膵がんは、「手術ができる小さながんをいかに早期に見つけるか」がとても重要であり、それには日頃からの定期的な採血検査や画像検査が大切です。当社団法人では各地域の医療機関と連携し、【膵がん早期診断プロジェクト】に取り組み、膵がんの早期発見を目指します。

【プロジェクトの紹介】

国際臨床肝疾患センターの取り組み

 横浜市立大学附属病院は、2018年4月、神奈川県の「肝疾患診療連携拠点病院」に指定されました。
肝疾患診療連携拠点病院とは、肝疾患に関する情報提供、肝炎患者さんやご家族への相談支援、地域の医療従事者への研修等の機能を備える医療機関で、全国の都道府県で整備することとされています。

 2019年4月に国際臨床肝疾患センターを設立し、肝疾患(ウイルス性肝炎、肝硬変、肝がん、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)など)の治療を行っているほか、肝疾患に係る適切な情報を提供し、個々の事情に合った支援を行うため、相談窓口として 「肝疾患相談室」を開設しています。

  特に、治療中の働き方や治療費のこと、復職についての相談などにきめ細かく対応し、「治療と仕事の両立支援」をしています。 また肝疾患に重要な肝臓の硬さを、体を傷つけずに行う肝硬度測定機器による検査が可能です。患者さんだけでなく、医療機関からの相談にも応じ、地域における肝疾患の拠点機能を担っています。 (リンクはこちら ☞ 国際臨床肝疾患センター