一般社団法人横浜国際肝胆膵消化器病学機構Yokohama International Hepato-Biliary-Pancreatic-Gastroenterological Association

関連病院紹介Cooperating hospital

関連病院紹介

横浜栄共済病院

病院概要

最寄り駅
JR京浜東北線本郷台駅 徒歩7分

現在派遣人数:常勤医10人(専攻医3人)
検査実績(2024年度):上部消化管内視鏡 3489件、大腸内視鏡 2674件、ESD 269件、ERCP 315件

横浜栄共済病院Webサイト

スタッフから一言

酒井英嗣(部長)

2021年度から消化器内科の責任者として横浜栄共済病院に就任致しました。臨床的な力をつける事が重要なのはもちろんですが、研究や学会発表もやってみたいという先生も多くいるのではないでしょうか。私はこれまで10篇以上の英語論文を執筆し、後輩の指導に当たってきました。市中病院でも実施可能な研究はたくさんあります。臨床も研究もという“欲張り”な先生は大歓迎です。一緒に働ける日を楽しみにしています。

清水智樹(副部長)

ESD体制の強化に力を入れています。目先の手技だけに囚われるのではなく、正確な術前診断や確実な切除戦略を重要視しています。この数年でESD件数は4倍近くに増加しました。High volume centerの最前線でESDを担っていた医師が複数在籍し、処置困難例も受けいれています。内視鏡に興味がある先生方、是非一緒に頑張りましょう。

専攻医から一言

2025年度専攻医1年目

横浜栄共済病院は病床数430床、横浜市栄区唯一の急性期型病院です。最寄駅は京浜東北線の本郷台駅で、徒歩10分ほどの距離に位置しています。本郷台駅からは大船まで4分、横浜まで30分弱と主要な駅からのアクセスも良く、通勤しやすい場所にあります。病棟は6年前に建て替えたばかりのため、とても綺麗な環境で仕事をすることができます。
当院の消化器内科医は10人で、専攻医は5人(3年目2人、2年目2人、1年目1人)です。基本的には主治医制のため専攻医1年目から主治医として患者さんを受け持ちます。ですがいつでも上級医に相談しやすい環境ですし、10人を3つにわけたチームもあるため、チームカンファの際に相談することも可能です。
専攻医の予定としては救急の内科入院担当が半日、初診再診外来が1日、消化器系疾患の救急・病棟併診担当が1日でそれ以外の2日半は内視鏡当番となります。最初は上級医見守りのもと胃カメラから始めていくため、操作や判断に困った際にはすぐにアドバイスをいただくことができます。救急当直は月に2-3回、オンコールは月に4-5回程度です。救急当直の際は研修医の先生がファーストタッチから検査まで行い、その後コンサルトを受け最終判断を行うという体制になっています。消化器系の疾患のみでなく、内科全般の担当となるため、様々な科の初期対応の経験を積むことができます。また自分が当番の際に緊急止血が必要な症例がきた場合には、セカンドの上級医の先生の指導のもと処置を行います。現在1年目の5月ですが、既に5件の緊急止血処置を経験させていただきました。
当院は横浜市内で2番目の高齢化率を誇る栄区唯一の急性期型病院であることから、消化器内科の疾患はもちろんのこと他の科の疾患も含め様々な症例を経験することができます。その分処置も多く、積極的に専攻医へ症例をまわしていただけるため、より上達しやすい環境だと感じております。まだ専攻医となって日は浅いですが、当院で1年目の研修を行うことができてよかったと思っております。こちらを読んでくださった皆様にも、横浜栄共済病院での研修をご検討いただけますと幸いです。

2024年度専攻医2年目

横浜栄共済病院は病床数430床の横浜市栄区の中核を担う急性期型病院です。病棟や検査室は建て替わったばかりであり、非常に綺麗な環境で仕事を行うことができます。病院最寄り駅はJR京浜東北線の本郷台駅であり、駅から徒歩7分程の場所に位置しています。横浜駅や鎌倉までアクセスが良く神奈川の観光スポットに行きやすく通勤もしやすい場所にあります。当院の消化器内科医は10人でそのうち後期レジデントは3人(後期1年目1人、後期1年目2人)います。当院は主治医制をとっていて、後期1年目から主治医として診断から検査、治療までを主体的に方針決定します。10人のチームでそれぞれのレジデントが3チームに別れてチームで毎日カンファレンスを行なっているので、いつでも上級医に相談することが可能で、治療方針もバックアップを受けながら決定することができます。最初はICなども1人で行うことが多く大変かと思っていましたが、上級医の先生が一緒にICに参加してくれたり当番日以外の日は回診をして下さったりして十分なサポートを受けながら1年目をすることができました。

後期研修医の予定に関してですが、1週間 (5日間)のうち病棟・救急当番が2日なので残りの3日間は内視鏡当番医となります。最初の半年程度は上級医のバックアプ下で内視鏡を行うためじっくりと内視鏡技術の習得に時間をかけることができます。救急や入院当番や大変ではありますが、内視鏡に十分に時間を割くことができるため, 後期研修医1年目の1年間での内視鏡経験数は1000件弱に及びます。当院では救急当直が月に2回、消化器内科オンコールが月に8回あります。救急当直は二次救急の内科全般(循環器内科と神経内科は別に当直担当医がいる)を扱う当直となっており、研修医がファーストタッチで診察・検査を行った後、指導医としてコンサルトを受ける体制となっております。消化器疾患だけでなく内科全般の幅広い疾患の初期対応を経験することができます。オンコール体制はファーストがレジデントで対応しますが、日にちごとにセカンドの上級医の先生が必ず決まっており緊急内視鏡などの処置の時は後期研修医が一人で処置するということは絶対なく、上級医のバックアップのもと処置を行います。最初は困難であった止血処置なども件数をこなしていくことで徐々に自分が上達していくことを実感することができました。栄区は高齢者が多い地域なので消化器疾患も必然的に多くなり、日々たくさんの処置が必要な症例が搬送されてきます。若手消化器内科としては成長するのに十分すぎるぐらいの経験を積むことができます。私はこの1年間を振り返ると日々の診療で失敗することも多いですが、努力した先に一つの成功を見出し、また壁にぶつかることを繰り返しています。それを少しずつ積み重ねていくことが成長に繋がると考えています。まだまだ消化器内科医としては始まったばかりですが、消化器内科を専攻してよかったと思える研修を栄共済病院では送ることができると確信しています。ぜひ皆様も栄共済病院での研修を検討してみて下さい。

<専攻医の週間予定表(例)>

午前 病棟・
救急当番
外来 内視鏡 内視鏡 外科カンファ
内視鏡
午後 内視鏡 救急当番
内科カンファ
内視鏡 内視鏡
消内カンファ
内視鏡
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