関連病院紹介
横須賀市立総合医療センター
病院概要
- 最寄り駅
- (京浜急行電鉄) 京急久里浜駅 から 徒歩約7分
●当医局からの派遣:常勤4名、専攻医2名
他に外勤医師派遣あり
●概要
横須賀市立総合医療センターは、2025年3月1日に(旧)横須賀市立うわまち病院から新規移転しました。久里浜は三浦半島の南東部に位置し、ペリーとゆかりのある、伝統ある街です。久里浜は再開発が進められており、病院の近くにショッピングセンターを建設予定です。周囲には商業施設も住宅地も多くあり、予想以上に賑やかな街です。
病床は450床を有しており、内視鏡室は4ブース、内視鏡専用の透視検査室が1室あります。
●診療体制
当医局派遣医師の他に、院内採用のスタッフが3名います。分け隔てなく、共に切磋琢磨しています。基本的に主治医制になっていますが、時間外は完全にオンコール制をとっており基本的には当番以外は呼ばれることはありません。また休日も当番を決めているため、基本的には当番医が休日対応をすることになっています。

●当院での診療について
当院では基本的には消化管、胆膵、肝臓すべての領域の疾患を経験していただきます。しかしながら「広く浅く」ではなく、それぞれの疾患について「深く」しっかりと診療していただければと思います。
消化管領域では、内視鏡でのスクリーニングはもちろんのこと、EMRやESD(食道・胃・大腸)を行っており、治療のみならず診断についてもしっかりと指導を行うことができます。吐下血など、緊急性のある症状に対しては24時間対応しています。さらに炎症性腸疾患についても、しっかりと学んでいただきます。胆膵領域では胆管炎・胆嚢炎・急性膵炎などの救急疾患のみならず膵癌や胆管癌などの診断や治療を指導することができます。EUS-FNAやinterventional EUS をほぼ自施設で完結することができます。特に内視鏡件数の増加が今後見込まれますので、これらの処置については今後増加傾向にあると予想されます。肝臓領域については、肝生検やTACE、RFAなどの処置を当院で行っております。すべての領域について、化学療法は当科と外科で行っております。放射線治療が必要な場合、高精度放射線治療センターでの放射線治療を行うケースもたびたびあります。
また横須賀三浦地区で唯一のPET-CTを有しておりますので、他院に紹介して撮影してもらう手間がなく、シームレスに診療を進めることができます。共通していえることは、当科で行う診断や治療については、当院で完結できることが多いと思います。
専攻医から一言
- 2025年度専攻医
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横須賀市立総合医療センターは京急久里浜駅より徒歩7分と近く、周囲には駅前商店街やイオンといった商業施設に加え、自然公園のくりはま花の国も隣接しており、美しい海と四季折々の植物を楽しめる風光明媚な土地にあります。
三次救急病院としての各種設備が充実しており、内視鏡ブースは4ブース、内視鏡専用の透視検査室1室が用意され、消化器内科医として働きやすい環境が整えられています。勤務体制は平日の8時30分から17時まで。当番で土曜日の午前半日勤務があります。当直は救急当直を内科専攻医間で持ち回りとなっておりますが、病棟当直を上級医の先生がしてくださっているので、判断に困った時に相談することができます。当直明けにそのまま勤務した場合は代休を取得できるので、プライベートの時間を十分に確保出来るよう配慮されています。
消化器内科スタッフは現在、専門医以上の医師が8名、専攻医2名の合計10名で診療にあたっております。スタッフ全員がお互いに協力して診療にあたるので、チームの一体感を強く感じます。消化管領域、胆膵領域、肝臓領域いずれも症例豊富で、ポピュラーな症例を数多く経験できますので、二年間で消化器内科医として非常に鍛えられる環境です。専攻医は各1名の指導医がつく体制で、優秀かつ経験豊富で指導熱心な先生ばかりですので、気軽に相談しやすいサポート体制に働きやすさを感じております。
まだまだお伝えしたいことが尽きませんが、百聞は一見にしかず。是非見学にお越しいただき、私達の雰囲気を体験いただけたらと思います。