米田正人教授・小林貴助教・岩城慶大助教が参画したMASLD診療ガイドライン(日本肝臓学会・日本消化器病学会合同)が発行
このたび、米田正人主任教授・小林貴助教・岩城慶大助教が参画した『MASLD診療ガイドライン2026 改訂第3版 代謝機能障害関連脂肪性肝疾患』(編集 日本肝臓学会・日本消化器病学会)が発行されました。
2026年4月、日本肝臓学会および日本消化器病学会の合同により、「MASLD(代謝機能障害関連脂肪性肝疾患)診療ガイドライン」が発刊されました。本ガイドラインは、近年の疾患概念の変遷(NAFLDからMASLDへ)や、非侵襲的検査(NIT)の進歩、新規治療薬の登場といった急速な診療の変化を踏まえ、日本におけるMASLD診療の標準化を目的として策定されたものです。
本ガイドラインの作成にあたっては、米田正人主任教授が「作成委員」として、小林貴助教および岩城慶大助教が「作成協力者」として執筆・作成に携わり、教室としても中心的な役割を果たしました。疫学、診断、リスク層別化、治療、予後評価に至るまで、最新のエビデンスを体系的に整理し、実臨床に即した形で提示された点が大きな特徴です。
特に、FIB-4 indexやVCTEなどの非侵襲的検査を用いた段階的リスク層別化、糖尿病や心血管疾患を含めた全身管理の重要性、さらにはGLP-1受容体作動薬やSGLT2阻害薬を含む治療戦略についても具体的に言及されており、専門医のみならず一般臨床医にとっても実用性の高い内容となっています。
本ガイドラインは、日本におけるMASLD診療の新たな指針となるものであり、国内初の体系的かつ最先端のガイドラインとして、今後の診療の質の向上と均てん化に大きく寄与することが期待されます。
本ガイドラインの発刊にあたり、ご尽力いただいた関係者の皆様に深く敬意を表するとともに、今後のさらなる発展と臨床現場への普及を心より期待しております。

