横浜市立大学 令和6年度 理事長・学長表彰 若手奨励賞を栗田裕介医師が受賞
栗田裕介医師が、このたび横浜市立大学 令和6年度 理事長・学長表彰 「若手奨励賞」を受賞いたしました。消化器内科・肝胆膵グループの一員として診療・研究・教育すべての面において高く評価され、今回の受賞となりました。
[栗田裕介医師のコメント]
今回、栄誉ある賞を頂き大変光栄でございます。
自分は肝胆膵疾患を専門として診療・研究・教育に従事してまいりました。その中でも新型CT、超音波内視鏡・ERCPによる膵癌の早期診断、十二指腸乳頭部腫瘍の内視鏡治療、自己免疫性膵炎、膵神経内分泌腫瘍、超音波内視鏡ドレナージといった領域を専門として研究を行ってまいりました。消化器外科、病理診断科、放射線科、臨床腫瘍科の先生方と連携した診療・研究や、国内の専門施設と多施設共同研究やガイドラインの仕事をする機会は自分としても苦労をすることもありましたが大変貴重な経験でした。
また教育についても学生実習担当として医学生や研修医の診療指導を行うとともに、大学院生の研究指導を行い、現在までに8名の学位論文を取得することが出来ました。現在も6名の大学院生と研究活動をしておりますが、研究指導は誰一人同じ指導法で論文・報告を作成することはできず、個人の性格や能力に合わせた指導法が大切であり、自身としても大変学ぶことが多いことでした。引き続き診療・研究・教育を中心に励んでまいりたいと存じます。
このたび推薦いただきました米田正人先生、ならびにご協力ご指導いただきました胆膵グループをはじめとした皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。
主な実績:
Clin Gastroenterol Hepatol 1報(IF:11.6)、Tomography 1報(IF:3.4)、J Hepatobiliary Pancreat Sci 4報(IF:3.1)、Clin Nutr ESPEN 1報(IF:3.0)、 J Clin Med 1報(IF:3.0)ほか、症例報告Endoscopy 1報
横浜医学研究奨励賞、JSGE-UEG Rising Star賞(日本消化病学会・欧州消化器病学会若手奨励賞)
神経内分泌腫瘍ガイドラインの膵診断部門作成員、日本膵臓学会自己免疫性膵炎分科会研究協力者
