人事報告

結束貴臣医師が令和4年8月1日付で国際医療福祉大学熱海病院 緩和医療科 部長に栄転されました。
 結束医師よりコメントを頂きましたので掲載いたします

 

この度、国際医療福祉大学成田病院の緩和医療科、部長に拝命しました結束貴臣です。
ひょんとしたきっかけで2016年から緩和医療をはじめ、臨床や研究に取り組むうちに大切な仲間と出会い、専門医となるまで熱中するようになりました。横浜市立大学で培ったリーダーとしての経験、地域がん診療連携拠点病院(高度型)立ち上げの経験を生かして、成田の地で新たな扉を開こうと思います。
 緩和医療は、がん・非がん問わず全ての医療者の基盤となる学問だと個人的には思っており、多くの患者を抱える消化器内科医師には特に必要な能力の1つであると考えています。緩和医療というとオピオイドや痛みがキーワードとなることが多いですが、症状緩和以外にも、コミュニケーションや多職種・地域連携、医療倫理も醍醐味の一つです。
 緩和医療の専門医は全国で300名、認定医は1000名ほどであるにも関わらず、当教室では、緩和医療の専門医1名、認定医3名が所属しております。さらにこれから受験者が控えており、右肩上がりの状況です。ぜひ、緩和医療に興味のある先生、一緒にやりましょう。気軽にお声掛けください。緩和医療にどっぷり浸かるのもよし、消化器内科をやりながら緩和医療を学ぶもよしです。
最後になりますが、この場をお借りして、ここまで自分を育ててくださった中島淳主任教授、メンターの今城健人先生及び医局の先輩・後輩方ありがとうございました。どうしようもなかった自分が、ここまで成長できるとは夢にも思っていませんでした。皆さんと離れてしまうのはとても寂しいですが、成田の地で世界に通用する緩和医療を目標に仲間を集めて全力で走ります。
 成田に興味のある方・緩和医療に興味のある方は、結束まで連絡ください。

takaomi0027@gmail.com

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